でもどんな種類があってどうやって埋葬されるんだろう?
最近人気の樹木葬を考えていて、上記のような疑問を持った方は多いのではないのでしょうか?
樹木葬は一般墓に比べて費用が安いとはいえ、数十万支払うことになります。
また、納骨の方法によっては後からお骨が取り出せない、他の方のお骨と混じってしまう。という事もあり「樹木葬にして後悔した」なんて事もありうると思います。
何より、お墓は人生のうちに何回も購入するものではないので納得のいくお墓を作りたいですよね。
そんな方へ、樹木葬の種類・埋葬方法について解説していこうと思います。
種類や埋葬方法は各霊園によっても違いますので、知っていれば霊園探しの際に役に立つかもしれません。
樹木葬の種類
樹木葬は特にこういう形とういう定義みたいなものはありませんが、色々な霊園を調べてみると以下の種類があります。
・公園型
都会の霊園や、寺院の一角に設けられている場合が多く一番多い形がこの公園型になります。
墓地用に区画整理されていて、一般墓の石碑の部分が樹木に変わった形になります。
公園型には、1区画を購入するタイプ(個別埋葬型)とは別に、あらかじめ霊園用意したシンボルツリーの周りに埋葬するタイプ(共同埋葬型・集合埋葬型)もあります。このタイプは、誰のお墓か分かるようにプレートを置いて誰のお墓か分かるようにします。
公園型のメリットは、個別タイプでは自分の好きな木を植えることができる点ですね。また、公園型は都心に設けられている場合が多くアクセス面で安心です。
デメリットは「自然に還る」ことをイメージして樹木葬を希望している場合、人工的に整理された墓地になりますので、イメージとは少し違ってくると思います。
より自然に近い形のお墓を希望される方は、次に紹介する里山型をおすすめします。
・里山型
「自然に還る」ことイメージして樹木葬を考えている方には、一番マッチした形になると思います。
里山型は墓地を認められた山林に木を植え墓標とするタイプの樹木葬です。
公園型と違い、広い山林が必要となるため樹木葬の中でも里山型を扱っている霊園は少ないです。
メリットは、公園型に比べ人の手が加えられた部分が少ない墓地であることからより自然な形のお墓となります。「自然に還る」ことをイメージしている方に向いていますね。
また、郊外から離れ静かに落ち着いて故人と向き合いたい方にもおすすめです。
デメリットとして、里山型は公園型に比べoあい広い土地が必要なため郊外に設けられている場合が多いことから、公園型に比べるとアクセス良くないこともあります。
頻繁にお参りをする方は、アクセス面をよく調べてから購入することをおすすめします。
・ガーデン型
墓地内がお花や木々で綺麗に飾られているのが特徴です。外国のガーデンのように明るく開放的な墓地です。
公園型と同じように1区画を購入するタイプ(個人)と、1つの飾られた土地にプレートを置いて埋葬する(集合型)がありますが。公園型に比べガーデン型の墓地の方が規模の小さい場合が多いです。
一般的に樹木葬は明るい雰囲気が多いですが、より明るくお参りをしたい方向いていますね。
都心に設けられていることも多いのでアクセスの心配もありません。
樹木葬、納骨の種類
・個別埋葬型
1霊づつ骨壺に入れて購入した1区画に埋葬します。公園型・里山型・ガーデン型どのタイプの樹木葬でも個別埋葬を行ってるのが通常ですが、樹木葬は基本1霊単位での料金になるため大人数の場合は割高になる場合もありますので注意が必要です。
霊園によってはある程度の年数がたつと骨壺から出され、合同墓に合祀された後土に還して下さる霊園もあります。(法要のタイミングで行われる場合が多いです)
・合祀型
主に公園型で、1本の木をシンボルとして埋葬する場合に多い形です。
直接地面にお骨を埋葬し、土に還る埋葬方法が多いです。他の方のお骨と一緒に埋葬するため、後に取り出したくても取り出すことが難しくなります。
霊園によっては粉砕して埋葬するところもありますので、後にお墓を移転する可能性がある場合はおすすめしません。
・共同(集合)埋葬型
こちらも1本の木をシンボルとして周りに埋葬する方法で合祀型と似ていますが、大きな違いは個人として使える1区画が決まっているところです。
「個人を識別できるお墓がいい。」
「でも個人埋葬型では費用が・・・」
と悩まれている方にお勧めです。
個人埋葬型との違いはシンボルツリーが決まっていて、自由に好きな木を植えることはできない所です。自分の植えたい木のある方はおすすめしません。
まとめ
以上霊園の種類や納骨の方法についてまとめてみました。
樹木葬は一般墓に比べて費用も抑えられ、手軽なイメージからか最近人気があり、人気のある霊園は完売するのも早い傾向にあります。
しかし、お墓は1度の人生の中で何度も買い替えたり移動したりするわけではないので、資料請求したり見学したりして自分の理想をするお墓を探してほしいと願っています。
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